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サラの日記722(あ、だけどさ、あまり気にし過ぎるな。)

銀菓神暦2017年3月28日

<サラ。いいか? 信用していいのはカリンとシュウくんだけだ。他は……疑えとは言わないが、用心しておいた方がいい>
<ジャックさんも? ジャックさんも信用しちゃだめなの?>
<……分からない。けど、分からないものは、完全な白でないものは、信じ過ぎてしまわない方がいい。銀菓神局も、信じ過ぎない方がいい>
<……>
<ただ営利の追求のためだけに、銀菓神界をかき回そうとしてる者たちが居ることは確かなんだ。……正体はつかめないんだけど、局と密に通じている者かもしれない>
<うん……>
<銀菓宝果は任せたよ。あれは銀菓神界の源。万が一の時は、花綵(はなづな)アグルムのことよりも銀菓宝果の方を守って欲しい。国は僕らが頑張ればもう一度立て直すことができるが、銀菓宝果は一度失ってしまったらもう戻らない>
<はい>
<あ、だけどさ、あまり気にし過ぎるな。サラはすぐに顔に出る>
<……>
<これまで通りに、いつも通りにしてればいいよ>
<うん……>
<何かあれば、小さな彼女が きっと力になってくれる。半分は僕の血を引いてる>
<……>
<僕が居ない間のことは、あらかじめ、できるだけの手を回してある。僕の想定内なら、サラが困るようなことは何も起こらない>
<うん……。……ねえ、ミシェル>
<ん?>
<ミシェルは、……分かってるのに行く……ううん、なんでもない>
<……サラが今思ってる通りだよ。僕に火星勤務の辞令が出たのは、どこかの誰かさんからしてみれば、……挑戦状なんだよ。『止められるものなら止めてみな』ってね>
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