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サラの日記714(二人が居てくれるから、)

銀菓神暦2017年3月20日

港に行ってきました。
ミシェルが乗る、火星行きの船を見送るために。
一人で行くつもりだったのだけど、カリンさんとシュウちゃんが一緒に来てくれました。
泣かないつもりだったのに、二人が居てくれるから、前が見えないほどの涙が出てきました。

船が出発して一時間ほど経った頃、誰かから交信が入りました。
ミシェルからです。
<……あ、サラ。良かった。ここからなら、まだ話ができそうだ>
<うん! 今どの辺りなの?>
<まだ、地球の全体は見えないくらいのところだよ>
<……交信、いつまで繋がる?>
<分からない。でも、多分、地球の磁気圏にいる間は大丈夫だと思う>
<じゃあ、このまま切らないで。話すことがない時は、何も話さなくていいから>
<いいよ。じゃあ、このまま、繋がっていられるだけずっと>
<うん。ありがとう……>
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