サラの日記712(時間の余裕も心の余裕も)

銀菓神暦2017年3月18日

銀菓神局附属大学 花綵(はなづな)キャンパス 大学院の修了式でした。
世の修了生の多くは、今日のような日、研究室の先生や同級生と別れを惜しんで遅くまで思い出話に花を咲かせていたりするのでしょうが、
結婚の儀を明日に控えた私には、そんな時間の余裕も心の余裕もありませんでした。
明日の結婚の儀に備え、今夜は城に泊まりです。
実家の両親にあいさつを済ませ、城に向かいました。

久しぶりの城での夜。
万が一の時は、ルセット先生と過ごす城での最後の夜になるかもしれない時間。
お腹の子と、家族三人水入らずで過ごす、城での最後の時間。
万が一……。
そんなことを考えてしまう自分が嫌になってしまいます。

明日、
宮舞枝 沙羅(みやまえ さら)ではなくなる日。
明日、
私は、
沙羅・ダグルム=フェストンになる。
両親に与えてもらっていた人生から、
自分で歩く人生へと進み始める日。