サラの日記708(でも、それは全てルセット先生の存在があったから。)

銀菓神暦2017年3月14日

後悔はしていませんが、
迷ってもいませんが、
幸せだと思っていますが、
それでもやっぱり不安です。

私は、本当にこのまま、花綵(はなづな)アグルムに嫁いでいいのでしょうか。
ルセット先生が居ない花綵(はなづな)アグルムで、ちゃんとやっていけるのでしょうか。

確かに、二年前に比べれば、私を助けてくれる人の数は驚くほどに増えました。
でも、それは全てルセット先生の存在があったから。

ルセット先生は、私の中の意識体の半分は自分だと言ってくださいますが、
それは私たち二人にしか分からないこと。
何も知らない一般の人たちにしてみれば、
私は、商店街の菓子職人のもとに生まれた娘で、一応銀菓神使ではあるけれど、だからどうなんだという存在。
ルセット先生と一緒でなければ、ただの新米銀菓神使。