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サラの日記687(……彼女も難しいんだよ。色々)

銀菓神暦2017年2月21日

ルセット先生と一緒に、王と王妃のところへ報告に行きました。
結婚の儀の準備に向けた話が、一気に進み始めました。
でもまだ、私達四人以外には箝口令(かんこうれい)が敷かれています。
城で仕事をしている人たちにはもちろん、ジャックさんにも。
ジャックさんが、プラクミーヌの王女であるゾエさんと繋がっているからです。

ルセット先生に訊きたいことがありました。
「私ね、まだ全然自覚がないの。ただ変なことがよく起こるようになったなってぐらいで……。なのに、ミシェルにはどうして分かったの?」
「めちゃめちゃ自己主張の激しい子なんだ。まず初めに、アグルムの聖石の色を変えた。それから……、カリンを跳ねのけた。それから、サラが取り入れようとするものを横から拝借する。まだ、命の芽でしかないのに、自分は銀菓神使の、ネージュの力を持っていると見せつける。それから……。それから、とうとう僕の夢に現れた。幼い女の子の姿で。『私が、お父さんとお母さんの絆になる』なんて、偉そうなことを伝えてきた」
「……私には何もないわ」
「今の彼女は、サラとひとつであって ひとつではないから。銀菓神使の力は自分のためには使えない。……彼女も難しいんだよ。色々」
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