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サラの日記675(要らないことは話さなくていい)

銀菓神暦2017年2月9日

朝食も、
菓子工房ミヤマエでの仕事のあとに、ちょっとお茶にしたいなって思った時も、
お昼のお弁当も、
昼下がりのお茶も、
夕食も、
そのあとのお茶の時も、
私や周りの人が手を出す間もないほどの絶妙なタイミングで、ウィルさんが用意してくださいます。
どうなっちゃってるんだろうと思いながらウィルさんの顔を見ていたら、
「ミシェル殿下のご命令です。サラさんが口にするものは全て私が用意するようにと」
と話してくださいました。
すると、それを聞いていたルセット先生が、
「ウィル。要らないことは話さなくていい」
と低い声で早口に言われました。
でも、目の前でそんなのを聞いてしまったら、とっても気になります。
「あの……。ミシェル……。要らないことって……」
「いいか、サラ。何も訊かずに、口にするものはウィルが用意したものだけにしろ」
そう言われるルセット先生の波動は、とがっているのに温かでした。
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