サラの日記639(ルセット先生には特別な人)

銀菓神暦2017年1月4日

ルセット先生が、火星支局に行くという話を、カリンさんにできなかったことは直感で分かりました。
分かってからずっと、胸の中で、涙が止まりません。
カリンさんはやっぱり、ルセット先生には特別な人だったんだと、思い知らされたような気がしました。
もちろん、ルセット先生が私のことを大切に思ってくださっていることはよく分かっています。
でも、それとは別なんです。
私が考え過ぎているだけかもしれません。
でも、今ルセット先生と離れたら、きっとまた前世と同じような事の繰り返しです。
私たちは一緒にはなれない。
だったら……。

どこかで、小さな覚悟はできていました。
でも今は、それは小さくはありません。
もう、悲しい繰り返しはしない。