スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

サラの日記638(ルセット先生は何度も私の方を振り返りながら、)

銀菓神暦2017年1月3日

研究論文の仕上げのこともあるけれど、ルセット先生のこともとっても気になっています。
今のこの機会を逃したら、ルセット先生はこのまま火星支局に行ってしまうことになります。
頭の中のもやもやを振り払うように、私はルセット先生の手をぐいっとつかみました。
「行こう! カリンさんのところ」
ルセット先生の返事は待ちませんでした。
そのままその場に手刀で鳥居を描いて、ルセット先生の手をつかんだままくぐりました。

カリンさんは留守のようでした。
でも、近くの竹林から笛の音が聞こえます。
私はルセット先生の背中を、竹林に向かってぐいっと押しました。
ルセット先生は何度も私の方を振り返りながら、竹林の中に入って行かれました。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。