サラの日記635(本殿の、そのもっと奥の方からいい匂いがしてきたので、)

銀菓神暦2016年12月31日

銀菓神社の、年越し年迎えのお手伝いが始まりました。
本殿の、そのもっと奥の方からいい匂いがしてきたので、なんだろうと思って覗きに行ってみたら、ケンジさんが年越しそばを作っていらっしゃいました。
ケンジさんは私とルセット先生の姿に気が付くと、すぐに手招きしてくださいました。
「お疲れさまです。どうぞ食べてくださいね。あったかいですよ」
私たちが年越しそばを食べ始めると、ケンジさんはこんなことを訊かれました。
「明日も何か作ろうと思うんです。ぜんざいと甘酒、どちらがいいですか?」
私が「ぜんざい」と答えるのとほとんど同時に、ルセット先生が「甘酒」と答えられました。
ケンジさんは笑いながら、私たちの顔を交互に見ながら、「じゃあ、どちらも用意させていただきますね。きっとほかの皆さんも好みが分かれるところでしょうから」と言われました。