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サラの日記623(想像の中でしか分からない)

銀菓神暦2016年12月19日

ルセット先生は早速、マリーさんに、今の仕事に不都合がないかどうかたずねられたようでした。
「……マリーは『私の職場環境は特別恵まれてる』って言ってたよ。一般にはそうじゃない場合が多くあるってことだよね?」
「うん……、多分……。でも、私も想像の中でしか分からない」
「じゃあ、色々見てみないといけないね。僕らの代になったら、すぐに改善できるように」
「うん……」
でも、そう言ってうなずきながら、頭の中は、研究室を修了したあとの、おそらくルセット先生とは離れ離れになるであろう生活のことでいっぱいでした。
ルセット先生はそのことを悟られたのか、こんなことを言われました。
「僕らの代になるんだ。きっと」
それから、私の胸の、アグルムの聖石のペンダントをぎゅっと握り締められました。
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