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サラの日記604(未来の私たちのような気がしてなりません。)

銀菓神暦2016年11月30日

メランジェ先生と奥様の様子を見ていると、未来の私たちのような気がしてなりません。
まだはっきりとは聞いていないけれど、ルセット先生が遠くに行ってしまうような予感がしています。
離れても、メランジェ先生と奥様のように、信頼し合えて繋がり合える関係でいられるでしょうか。
考えれば考えるほど不安になってきます。
いっそのこと、はっきり訊いてしまえばいいのだけど、それも不安です。

そんなことを思っているだけで心の中に不安が渦を巻いて、私をすっぽりと覆ってしまいます。
不意に、ルセット先生の腕に優しく包まれました。
「大丈夫だよ。大丈夫……」
ルセット先生のその言葉を聞いて、ルセット先生に私の不安が伝わってしまったことを悟りました。
「守秘義務がある。まだ言えないんだ。ごめんね、サラ。こんな仕事で……」
「大丈夫。今ので、ちょっと強くなれた。……ミシェルと私も、メランジェ先生と奥様みたいになれたらいいね」
「うん……」
ルセット先生の腕に、少し力が入るのを感じました。
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