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サラの日記597(僕らだけの、もう一つの新嘗祭だ)

銀菓神暦2016年11月23日

新嘗祭(にいなめさい)。
採れたての極早生(ごくわせ)や早生(わせ)のほかに、ほぼ徹夜で作ったお菓子が供えられました。
終了後、花綵(はなづな)アグルム城の皆さんでいただきました。

部屋に戻ってひと息つこうとしていると、ジャックさんがゾエさんと一緒に訪ねて来ました。
かごいっぱいの柿を抱えています。
「公(おおやけ)にはできないけどさ、俺たちの新嘗祭にはこれがあってもいいだろ?」
ジャックさんはルセット先生の顔を覗き込みます。
ルセット先生はいつも以上に穏やかに微笑まれました。
「いいよ。僕らだけの、もう一つの新嘗祭だ」

その様子を見ていたら、胸が苦しくなりました。
悲しくてとか、嫌なことがあっての苦しさではありません。
新しい一歩が、少しずつ現実になっていくんだなっていう思いでいっぱいの苦しさです。
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