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サラの日記592(当時はよく分からなかったことが)

銀菓神暦2016年11月18日

学部生時代のテキストを今の立場で読んでみると、当時はよく分からなかったことがなんとなく理解できるようになっています。
毎日同じことの繰り返しばかりのようだけど、少しずつ勉強は進んでいるんだなって思えました。

「ねえ、サラ。これもあげるよ」
ルセット先生はそう言って、本を数冊私の前に差し出されました。
その本は、私が今読み返している学部生時代のテキストと同じものでした。
「……ん? おんなじ……」
「うん。おんなじだったよ。ただの印刷物だった頃はね。でも、サラのとは違う、僕の波動が染みついてる」
ルセット先生はそう言ってにっこりされました。

どこかで聞いたことがあります。本に残っている波動の欠片の話。
――あ。ケンジさんだ……――

「もらっていいの?」
「うん。持ってて。サラが持ってくれていると分かっていれば安心だ」
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