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サラの日記586(あなたの力が否定されているわけじゃない)

銀菓神暦2016年11月12日

胸の、アグルムの聖石のペンダントから、ざわざわしたものを感じました。
ざわざわがより強い方へと視線を移すと、銀菓神社の拝殿にジャックさんとゾエさんの姿がありました。
ジャックさんとゾエさんの波動が、 花綵(はなづな)アグルムとプラクミーヌの波動が、不思議なバランスで混じり合っています。
長いアグルムの歴史の中で育まれてきた、純粋なアグルムの力を持つ聖石には、その不思議なバランスを、急には受け止めきれなかったようです。

アグルムの聖石を両手で包み込みました。
――大丈夫。少しずつ、時代が流れてゆくだけ。あなたの力が否定されているわけじゃない――

アグルムの聖石に求められているような気がして、闇の西瀬忍を吹きました。
戸惑いと淋しさ。でも、その中から新たな希望が生まれることを想いながら。
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