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サラの日記562(聞こえる……ではなく、伝わってきます。)

銀菓神暦2016年10月19日

放課後、銀菓神社の下見に行きました。
担当区域の本殿以外にも、ぐるっとひと回りしてみました。
特に嫌な感じがするところも無く、気になるところも見当たりませんでした。

折角銀菓神社に来たんだし、ついでに参拝もしておこうかなと思って、拝殿の方に向かっていると、背後に人の気配を感じました。
悪い気配はしませんでしたが、なんだか怖いので、振り向かず、歩く速さも変えず、ただ真っ直ぐ拝殿に向かいながら、背後の気配に警戒していました。

すると、誰かがくすくすと笑う声が聞こえてきます。
聞こえる……ではなく、伝わってきます。
<……フフフッ。サラ? 気付いてる?>
「えっ? ……ミシェル? なの?」
私が振り返ると、それを待っていたかのようなタイミングでルセット先生が現れました。
「もう! 何やってるの? 怖かったんだから!」
私が怒ると、ルセット先生はこんなことを言われました。
「ごめんごめん。試したんだよ。誰にも気付かれずにサラの補佐ができるかどうか」
「もう、やだ。姿は見えなくても気持ち悪かったわ」
「うーん……。じゃあ、他の方法を考えるか……」
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