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サラの日記560(ナナちゃんは少し口をとがらせました。)

銀菓神暦2016年10月17日

放課後、ナナちゃんがメランジェ研究室を訪ねて来ました。
「アロゼ先生! 私、昨日、見に行ったんですよ! やっぱりかっこよかったです!」
「あ、ナナちゃん。ありがとう」
「あーあ、やっぱり気付いてなかったんですね。私が見に行ったの……」
ナナちゃんは、私の表情から、昨日、私がナナちゃんの存在に気付いていなかったことを察したようで、少ししょんぼりしていました。
「ごめんね。緊張で、周りを見る余裕が無かったの」
私がそう言うと、ナナちゃんは少し口をとがらせました。
「えーっ、本当ですかぁ? アロゼ先生、とっても堂々として見えてたのに……」
「堂々と? ……ありがとう、ナナちゃん」
私はそう答えながら、昨日のカリンさんの波動のことを考えていました。
「アロゼ先生、大丈夫ですか?」
ナナちゃんが私を覗き込みます。
「ん?」
「なんだか、いつもより元気がないみたい……」
「え? あ、大丈夫よ。……昨日の緊張でちょっと疲れたかな」
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