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サラの日記558(いやーん、なんか本物ーっ……)

銀菓神暦2016年10月15日

メランジェ研究室での用事を終えて、ジャックさんと一緒に地下製菓室に奉納演奏の練習に行こうとしていたら、
訪ねて来たナナちゃんに呼び止められました。

「あっ! アロゼ先生! どこかに行くんですか?」
「う、うん。明日の奉納演奏の練習に……」
「へえー。いいなぁー。見たいです。ちょっとだけでいいから」
「うーん。じゃあ、ルセット先生と相談してからね」

私はルセット先生にメッセージを送ります。
<ナナちゃんが来てるの。奉納演奏の練習、見たいって……>
<うーん……。分かった。いいよ。でも、地下はまずいな……。屋上に場所を変えよう>

私は小声でジャックさんに伝えました。
「屋上に変更」
「オーケーっ」
ジャックさんも私に合わせて小声で答えてくれました。

「あの……」
状況がよく分からないナナちゃんがもじもじしています。
「いいわよ。ルセット先生に許可もらえたわ。屋上よ」
私がそう言うと、ナナちゃんは嬉しそうに瞳を輝かせました。
「どうやって許可もらったんですか? 波動の交信ですか? いやーん、なんか本物ーっ……」
ナナちゃんはそんなことを言いながら、私たちに続いて屋上への階段を上りました。
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