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サラの日記556(眺めているだけで豊かな気持ちになれます。)

銀菓神暦2016年10月13日

一人で銀菓宝果(ぎんがほうか)のお世話に行きました。
色付く前のたくさんの実。
眺めているだけで豊かな気持ちになれます。
でも、来年の今頃、今年と同じようにたくさんの実を見ることができるのかどうか、とっても不安です。

ルセット先生に訊いてみます。
「もしもね。もしもなんだけどね。もしも私の代で銀菓宝果を絶やしてしまうようなことがあったらどうしよう」
「そうだなぁ……。四次元時空間からそれっぽいのを拝借してきて育ててみよっか。管理権がサラにしか無いんなら、きっと誰も気付かない」
「もう! ミシェルはそんなことばっかり思い付くんだから」
私はルセット先生の肩を軽く叩きながら言いました。
「だけどさ、サラはもう正式な銀菓神使なんだから、四次元時空間から拝借してきた橘(たちばな)をサラが育てれば、それは銀菓宝果になるはずだよ。だろ?」
「うん、まあそうだけど……」
「楽になった?」
ルセット先生は私のおでこを指で軽く弾き(はじき)ました。
「うん……」
「大丈夫だよ。サラはこれまでの色々をちゃんとやってきた。きっとできるよ。できなくても修正方法は見付かった」
ルセット先生は、ジャックさんとよく似たいたずらっ子のような表情で、私に笑い掛けてくださいました。
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