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サラの日記541(メランジェ先生は机の引き出しから封筒を取り出すと、)

銀菓神暦2016年9月28日

気になってはいたけれど、教育実習のばたばたで確認しそびれていたことがありました。
「あの……。称号試験の結果、出ていますか?」
メランジェ先生に切り出してみました。
「あ、そうでした、そうでした。出ていますよ」
メランジェ先生は机の引き出しから封筒を取り出すと、微笑みながら手渡してくださいました。
封筒の中には、称号試験の合格通知と学部講師の内定通知が入っていました。
称号試験に合格したことよりも学部講師内定の方が気になって、内定通知を手に取って、複雑な頭のまま眺めていると、メランジェ先生はこう言ってくださいました。
「どうするかは、もちろんサラさんの自由ですが、向いていなくはないと思いますよ」
それから、研究室のドアを勢いよく開けられました。
「一番弟子がお見えのようですよ、アロゼ先生」
廊下を、こちらに向かって歩いてくる学部生が一人。
昨日の彼女です。

彼女と一時間ほど話をして、あとになって気が付きました。
メランジェ先生が「アロゼ先生」と呼んでくださったこと。
アロゼの名を、正式に、公(おおやけ)に使えるようになったのだということ。

私は、銀菓神使アロゼ。
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