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サラの日記509(「そんなことしたら、銀菓神局法規違反で、即、称号取り消しだよ」)

銀菓神暦2016年8月27日

実家、菓子工房ミヤマエの、増改築工事の視察に行きました。
これまで私の部屋だったところを多目的部屋に、地下に私たちの部屋を、屋上にウィルさん一家の部屋を、という予定で増改築が薦められています。
ウィルさんたちは、最近多発している地震の影響を心配して、私たちの部屋が地下ではない方がいいのではないかと言ってくださいましたが、銀菓神使と、もうすぐ銀菓神使になるであろう私たちには、部屋が何階にあるかなんてことはほとんど関係ありません。緊急用鳥居を使えば、避難は瞬時にできます。
ウィルさんたちも、そういうことなら、かえって、私たちの部屋が地下にある方が都合がいいかもしれないと納得してくださいました。

ウィルさんが、ふと もらされました。
「そう言えば、ミシェル殿下のお仕事仲間の皆さんは、一度も黙って城においでになられたことはありませんね」
「そんなことしたら、銀菓神局法規違反で、即、称号取り消しだよ」
ルセット先生は笑みを浮かべながらウィルさんの疑問に答えられます。
「では、ミシェル殿下は忍びがお得意なのですね」
ウィルさんが笑みを含んだ言葉を返されます。
「しっ。仮にも教え子の前だ」
ルセット先生はいたずらっぽい笑みを浮かべたまま、私の方を見られます。
「私、知らなくていいんですよね?」
私も、ルセット先生とウィルさんのやり取りにのっかってみました。
「「知らなくてよろしい」」
笑いをこらえながらのルセット先生とウィルさんの声が、同時に聞こえてきました。
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