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サラの日記491(ジャックさんとゾエさんが、花綵(はなづな)アグルム城に遊びに来ました。)

銀菓神暦2016年8月9日

ジャックさんとゾエさんが、花綵(はなづな)アグルム城に遊びに来ました。
付き人は全てプラクミーヌの人たちなのだけど、それでも、
ジャックさんは久しぶりの自室に、伸び伸びできている様子です。

ゾエさんは、付き人の方たちに少しはずすように伝えられました。
合わせるように、ルセット先生もウィルさんに目配せされました。

ゾエさんが話されます。
「私、心が決まりました。ジャックさんと一緒なら、プラクミーヌと花綵(はなづな)アグルムの垣根を越えた、新しい国交を進めていけそうな気がします。ただ、両親は、そう簡単には納得してくれないでしょうから、私たちの時代になってからのことです」
「ありがとう。ゾエ」
ルセット先生は、ゾエさんとジャックさんとに、交互に目を合わせながらそう言われました。
ゾエさんは少しの間私を見つめられたあと、ルセット先生にこう言われました。
「ミシェル殿下。仲間内の時は、ルセット先生とお呼びしてもいいですか?」
「いいよ。その方が僕も落ち着く」

ルセット先生はきっと気付いていません。
それが、ゾエさんの気遣いと優しさだということに。
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