サラの日記474(教科書丸覚え状態で頑張りました。)

銀菓神暦2016年7月23日

「銀菓神祭式行事作法」の試験でした。
理解しようだなんて私にはとても無理だから、教科書丸覚え状態で頑張りました。
ほとんど記憶力テストです。
私、得意なことと不得意なことの差が、どうしてこんなに激しいんだろう。
なんでもそれなりにこなせる、マヤちゃんやルシアちゃんがうらやましいです。
こんなので本当にルセット先生のパートナーでいていいのかと不安になってしまいます。

ぼーっと中庭を歩いていたら、ツグミさんが走って来ました。
「サラさん! これ見てください!」
「え?」

ツグミさんが銀菓神使スーツを着装しました。
向かって右側(ツグミさんの左側)がダークグレー、左側(ツグミさんの右側)が白の銀菓神使スーツです。

「どうですか? かわいいですか?」
ツグミさんがポーズをきめながら私にたずねます。
「ん、かわいい……とはちょっと違うかな」
「えーっ。かわいくないんですかぁ?」
「かわいいって言うよりも……。理知的で、きちんと整った感じ……かな?」
「そうですかぁ……」
ツグミさんは少しがっかりした様子で着装を解除しました。

「大丈夫よ。使える技が増えたり変わったりすれば、スーツのデザインも変わるんだから」
「えっ! そうなんですか? かわいくなれるように頑張ろう!」
ツグミさんはきらきらしています。