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サラの日記464(ちょっと厄介な「闇あたり」)

銀菓神暦2016年7月13日

身体がだるいのは、ちょっと無理して闇の力を使ったからだと思っていました。
時間が経てば回復すると思っていました。
でも、ちょっと厄介な「闇あたり」のようです。
ぼんやりとだるい状態が続いています。
銀菓宝果の飲み物を飲んでも、一時的にはすっきりするのですが、また直ぐにだるい状態に戻ります。
ルセット先生に施した(ほどこした)ように、メランジェ先生とエマルション先生の力で中和すればうまく治まるのかもしれません。
試しに自分でやってみましたが、自分で自分に施術してもうまくいきません。
銀菓神使の力は自分のためには使えないというのは基本中の基本です。
それに、メランジェ先生とエマルション先生の力の欠片は、私の中にはもうほとんど残っていません。

ルセット先生しかいない時間を見計らって、地下製菓室に行きました。
「あれ? どうしたの?」
「西瀬忍を吹きたくなったの。でも、屋上、雨だし。……ここ、いい?」
「いいよ」

光の西瀬忍を吹きます。
光の波動に包まれている間は楽です。

ルセット先生の手が、光の西瀬忍をつかみます。
「僕に吹かせて。今の僕になら、これも使える」

ルセット先生が吹く光の西瀬忍の波動に包まれて、どんどん身体が楽になっていきます。

「これ、頑張って取り込んじゃえば私のものになる?」
「『これ』って……、闇のこと?」
ルセット先生は光の西瀬忍を唇からはずして、私の瞳を覗き込まれます。
「うん。この闇あたり、車酔いのようなものでしょ? 慣れて、取り込んじゃえば私のものになる?」
「できなくはないかもね。でも、無理はするな」
ルセット先生は再び光の西瀬忍を吹き始められました。
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