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サラの日記444(冷たいシロップが炊ければいいのに……)

銀菓神暦2016年6月23日

昨夜は、城の屋上の小屋が流れてしまうんじゃないかと思うぐらいの大雨でした。
一転、今日は汗が止まらないぐらいの暑さ。
こんな日にシロップを炊くのはうんざりです。
――冷たいシロップが炊ければいいのに……――なんて思いながら廊下を歩いていると、冷たいシロップが炊けるのかもしれないタツキちゃんに会いました。

「ねぇねぇ、タツキちゃん。タツキちゃんって、冷たいシロップ炊ける?」
「ん? 冷たいシロップ? 炊く?」
「うん。もう、暑くて暑くて。シロップ炊くの、うんざり」
すると、タツキちゃんは くすくす笑い出しました。
「サラちゃんでもそんなこと思ったりするんだ……」
「炊ける?」
「無理よぉ。炊くのはやっぱり火に掛けないと。……でも、サラちゃんのシロップを冷たいデザートにすることならできるわよ」
「できるの? やってやって!」

早速タツキちゃんと一緒にメランジェ製菓室に向かいます。
タツキちゃんは、私のシロップの鍋に手をかざします。
シロップが、みるみる凍っていきます。が、タツキちゃんが隠し技を使ったのか、ただ凍るだけではなく、ふんわりと空気を含んだ細かい粒子になりながら凍っていきます。
シャーベットとかき氷の間のような食感です。
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