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サラの日記438(「修了まで待たなくちゃだめ?」)

銀菓神暦2016年6月17日

昔の夢を見ました。光の銀菓神だった時代の夢と、その前の、菓子屋の娘だった時代の夢。
ルセット先生との間を引き裂かれた時の、魂を引き裂かれるような苦しさがよみがえってきました。
髪が、涙でべとべとになっていました。
隣で目を覚ましたばかりのルセット先生に言いました。
「修了まで待たなくちゃだめ?」
「……ん」
ルセット先生は、何を言われているのか分かっていないような様子で、私をぼんやりと見つめています。
「正式な結婚は、研究室の修了まで待たなくちゃだめ?」
言いながら、また涙が溢れ(あふれ)出てきました。
「どう……した?」
ルセット先生の手が、ゆっくりと私の髪に触れ(ふれ)ます。
「また、今度も、一緒になれないような気がするの……」
「大丈夫。そうならないためにサラを捜して、見付けて、今、一緒に居る」
「もう前みたいなのは嫌なの」
「ごめん……。まだ だめだ。今の僕の立場じゃ、まだ、今すぐには無理だ」
「いつまで待てばいい?」
「……ジャックと、ゾエが育つまで」

前世の記憶が、何度も何度もよみがえります。
起きていても、眠ってみても、苦しい……。
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