サラの日記434(闇に支えられて輝いている光。)

銀菓神暦2016年6月13日

メランジェ製菓室にこもって、何もかも忘れて、ただ一心不乱にシロップ作りに励みました。
アロゼの力が加わったシロップは、宝石のようにきらきら光ります。
アロゼの力は光側の力。闇側になることはできない。

でも……。
宝石のようにきらきらしているシロップを何時間も眺めていると、あることに気が付きました。
ぷくぷくと泡立つシロップの玉のその外側には、シロップの玉を縁取るような影があります。
――……闇?――
闇によって、闇に支えられて輝いている光。

――できる! アロゼの力で闇を使える!――