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サラの日記417(ルセット先生に見てもらうことにしました。)

銀菓神暦2016年5月27日

気になって、ルセット先生に見てもらうことにしました。
私の意識体に、闇の部分が、根来塗(ねごろぬり)のように現れてきてはいないかを。

ルセット先生が、私の前に両手をかざして目を閉じられます。
「……うん。大丈夫。サラは光のまま。闇は出てないよ」
「じゃあ、どこへ行っちゃったんだろう。ミシェルの闇の欠片(かけら)」
「あの鳥居が返してくれなかった分が少しと、あとは、多分……、浄化されたんだ。サラの、癒しのアロゼの力で」
ルセット先生の優しい視線が、困惑した表情の私をとらえます。
ルセット先生は続けられました。
「大丈夫だよ。心配しなくていい。サラの、光の力が強くなってきてる証拠だよ。この調子なら、いつ仮称号の『仮』が取れても大丈夫だね」
「治るの? また、きれいな闇に戻る?」
「分からない。……まあ、戻らなくてもいいかな。サラにもらった、大切な光だから」
「弱ったりしない?」
「しない」
ルセット先生はそう言われると、銀菓宝果の飲み物を、ぐいっと一気に飲み干されました。
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