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サラの日記415(こんな日でもないとゆっくり読むことのない)

銀菓神暦2016年5月25日

昨日までの青空から一変し、雨がしとしと降っています。
居心地の良い中庭で過ごすことのできないこんな日は、居心地の良い第二の場所、図書館へ。
こんな日でもないとゆっくり読むことのない、「高等銀菓神装」のテキストを開きました。
読んでいると、ルセット先生の、おかしな着装のことが頭の中をぐるぐると回ります。
――もう、前みたいな真っ黒な着装ってできないのかな……――
ちょっぴり寂しい気持ちになります。

気分を変えたくなって、植物館に移動しました。
ジャックさんがハーブの手入れに来ていました。
私に気付いたジャックさんが手招きします。
行ってみると、ジャックさんがある一点を指差しました。
蝶(チョウ)がさなぎから出ようとしています。羽化(うか)です。
くしゃくしゃで頼りなげな羽が、ゆっくり、ゆっくり、さなぎから出てきます。

最近のルセット先生の変化と重なって、心がざわざわして、涙が出てきました。
「あれ? サラちゃん、そんなに感動する?」
ジャックさんが私の涙に気付いて驚いています。
「……うん」
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