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サラの日記406(ツグミさんはちょっと嬉しそうにして頭を下げると、)

銀菓神暦2016年5月16日

身体中に嫌な感覚が走りました。と同時に、これはルセット先生だと思いました。
<ミシェル? どこ? 何かあった?>
<ごめん、サラ。植物館……>

ルセット先生は、しゃがみ込んだままの格好で倒れていらっしゃいましたが、意識はありました。
「……ごめん。5分の1じゃ、新入生以下だ……」
「無理に力を使ったのね?」
ルセット先生は、申し訳なさそうな表情でうなずかれました。
癒しのアロゼを掛けて、立ち上がれるようになったルセット先生に肩を貸して、研究室に向かいました。

途中でツグミさんに会いました。
「どうされたんですか? 私も手伝います」
ツグミさんがルセット先生に肩を貸そうとすると、ルセット先生はさりげなく よけられました。
曇った顔のツグミさんに、ルセット先生は穏やかに言われます。
「次の授業は実習ですよね。遅刻は原点されますよ。早く行きなさい」
ツグミさんはちょっと嬉しそうにして頭を下げると、1年生の棟の方へ走って行きました。
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