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サラの日記380(<完全に、……着装できなくなった>)

銀菓神暦2016年4月20日

今朝はルセット先生からの交信で目が覚めました。
<おはよう、サラ>
<……んー。あ、……おはよう、ミシェル>
<まだ誰にも話してないよね? ……あのこと>
ルセット先生の口調から、「あのこと」というのは、’昨日私がなんとなく分かってしまったこと’のことだというのがすぐに分かりました。
<うん。話してない>
私がそう答えたあと、しばらく沈黙が続きました。

<完全に、……着装できなくなった>
ルセット先生の、低くて弱々しい声が伝わってきました。
<着装……できなく……なった?>
私はルセット先生の言葉を繰り返しながら、頭の中をフル回転させました。
ルセット先生が銀菓神使の力を使えなくなっていることは、なんとなく分かってしまっていたけれど、そこまでのダメージだっただなんて思っていませんでした。
<銀菓神局に知れたら、教官の職位を剥奪される。3か月以内に力が戻らなければ……、ルセットの称号も剥奪される>
<……何かの……。何かの間違いじゃない?! たまたま今できないだけなんじゃ……ない? 怠けててそうなったんじゃないし……。事故だし……>
<……>
<……帰って来て……。職位や称号の心配なんかしなくていいから、ただ無事に、帰って来て……>
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