スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

サラの日記374(どうして、取られちゃうんじゃないかって思ってしまうんだろう。)

銀菓神暦2016年4月14日

メランジェ研究室から出ようとして、ドアに手を掛けた、まさにその時、
廊下で、「ルセット先生……」とツグミさんらしき、ん、多分ツグミさんの声が聞こえました。

――どうして入学してきたばかりの1年生が2年生専属の教官を訪ねて来るの? しかも、直接研究室に。自分の指導教官のところでおとなしくしていればいいのに……――
半分疑問、半分焼き餅です。

「あれ? 行かないの?」
背後でジャックさんの声がします。
「ん? うん。ちょっとやること思い出した」
私はドアから手を離し、テーブルの上に実験ノートを開きました。
本当はやることなんて無かったのだけど。

マヤちゃんやルシアちゃんがルセット先生の研究室生だってことにはなんの焼き餅も焼かないのに、
どうしてツグミさんにはそう思えないんだろう……。
どうして、取られちゃうんじゃないかって思ってしまうんだろう。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。