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サラの日記370(「サラにはもう、僕の不良な波動が馴染んでしまってるからね」)

銀菓神暦2016年4月10日

新学期になって初めての休日。
ルセット先生と一緒に銀菓宝果の見回りに出掛けました。
よく見ると、小さなつぼみができ始めています。

「サラに付き添えるのはあと何回かな……」
ルセット先生がぽつりとそんなことを言われました。
「付き添える……?」
「うん。サラが正式にアロゼの称号を取ったら、これはサラにしかできない仕事になるからね」
「私みたいなのでいいのかな……」
「大丈夫だよ。最初はみんなそう。僕だって、7年前は、僕なんかが教官になってもいいのかな……って思ったりしてたよ」
「どうしたら大丈夫になれた?」
「……まだ大丈夫にはなれてないかなぁ。とにかく目の前のものをこなしてるだけ。……でも、サラなら、僕よりもうちょっとましな仕事ができるようになるよ、きっと」
「えーっ。『もうちょっとまし』って、『まし』ってどういう意味?」
私がほっぺを膨らませてそう言うと、ルセット先生はくすっと笑って、私のほっぺをつつかれました。
「サラにはもう、僕の不良な波動が馴染んでしまってるからね」
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