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サラの日記369(ジャックさんは、それ以上のことは追求せずにいてくれました。)

銀菓神暦2016年4月9日

昨日のツグミさんの言葉が、頭の中をぐるぐる回っています。
幸い(?)、4月からの所属の研究室はメランジェ先生のところなので、構内でルセット先生との接触を避けることは難しくはありません。
構内でのルセット先生との接触は、しばらくの間、必要最低限にすることにしました。

ジャックさんが私の顔を覗き込みます。
「サラちゃん、また兄貴となんかあった?」
「ううん。……ん?」
「ならいいんだけど……。今日、ここに こもったまんまじゃない?」
「あ……。ん。ミシェルは関係ないの」
「ん? じゃあ、ケンジの奴?」
「ううん、ううん。ケンジさんは全っん然関係ない」
私は慌てて首を何度も左右に振りました。
「そっかぁ……。ま、気が向いたら話してよ」
ジャックさんは、それ以上のことは追求せずにいてくれました。
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