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サラの日記359(指定の場所にシュークリームを持って行くと、)

銀菓神暦2016年3月30日

お昼過ぎ、店番をしていたら、予想外のお客様がいらっしゃいました。
「あっ! いらっしゃいませ。ケンジさん」
「こんにちは。シュークリームを12個いただけますか?」
「ごめんなさい。今日はこの4つでおしまいなんです」
「夕方までに作っていただくことは?」
母の方に視線をやると、母はにっこりうなずいてくれました。
「はい! お受け致します!」

指定の場所にシュークリームを持って行くと、
ケンジさんと従者と思われる方々が、桜の木の下でおしゃべりに花を咲かせていらっしゃいました。
ケンジさんはすぐに私に気が付いて、シュークリームを受け取りに来てくださいました。
「ありがとうございます。よろしければ、サラさんも一緒にいかがですか?」
「いえ、私、仕事中なので……」
「お仕事は何時までなんですか?」
「お店は19時までなんですけど、中は24時間営業なんです……」
「では、休憩ということにしては? 休憩ならいいですよね?」
ケンジさんが熱心に誘ってくださるので、少しだけご一緒することにしました。

ケンジさんは一通りの引き継ぎが終わって、今日と明日がお休みなのだそうです。
なんとなくの流れで、シロップをアロゼの力で結晶化させて横笛を作っているのだけど、いまひとつ納得できないんだって話をしたら、
「もしよろしければ協力させてください。結晶化はミエットの得意分野ですから」
って、明日工房に来て、見ていただけることになりました。
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