サラの日記301(今日の試験は『銀菓神学』。)

銀菓神暦2016年2月1日

今日の試験は『銀菓神学』。
午後1番の時間でした。
少し頭痛が残っていましたが、午前中、植物館をぶらぶらして ゆっくり過ごしているうちに、なんとなく調子が戻っていました。
モンテ先生の試験は毎年同じような内容だという噂があったのですが、噂通り、ケンジさんからいただいたノートそのままが出題されていました。

試験のあと、すぐにでもケンジさんに会いに行きたいような気分でしたが、ケンジさんも試験中なわけなのだから、今週は会うのはやめておこうと思いました。
ケンジさんのところへ向かってしまいそうな足を、無理矢理 図書館の方へ向けました。

今週1週間、ケンジさんに会わないとなると、
ケンジさんの術無しで、ルセット先生の意識体に癒しのアロゼを掛け続けても大丈夫なのかどうか不安……。
でも、ルセット先生に癒しのアロゼを掛け続けることは、ケンジさんに出会う前に決めてたことだから、
私がしっかりしていれば平気。

今日のルセット先生には、個人的に動ける時間がたくさんあったはずです。
ルセット先生の意識体を読もうとすると、今日新しくできた傷がたくさん見えます。
傷と……、鬼のような顔をした龍のようなものも……。
ルセット先生の闘いの相手は、あの怪物?
でも、ちょっと不思議。怪物からは実体を感じられない。黒い霧か、黒い雲のよう。
ルセット先生は一体何と闘っているんだろう。