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サラの日記298(パートナーでもなんでもないケンジさんとは、 口から出る言葉を通して、その場で見える表情を通して伝え合うものが全て。)

銀菓神暦2016年1月29日

空き時間、ケンジさんが作ってくださったノートを持ち込んで、図書館で試験勉強をしていました。
ケンジさんのノート、本当はもっとじっくり読みたいのに、ルセット先生と一緒の時に見るわけにはいきません。
だから、ルセット先生が勤務時間中の図書館がチャンスなんです。

1時間ほどして、
「お隣り、よろしいですか?」
と静かに声を掛けてこられた人がいました。
ケンジさんでした。
図書館なので当たり前と言えば当たり前なのですが、何をおしゃべりするわけでもなく、2人とも、ただただ試験勉強に取り組んでいました。
勉強している時のケンジさんは料理をしている時のケンジさんとは雰囲気が変わるんだな……と思いながら、時々こっそり横顔を見ていたこと以外は、真剣に試験勉強に取り組んでいました。

「じゃあ、私、時間なので……」
テキストやノートを片付けながら小さな声でそう言うと、ケンジさんは にっこりしてうなずかれました。

ただそれだけです。
ただそれだけなのに、そのあとのルセット先生の講義中、
ルセット先生と視線が合いそうになる度に、どきどきしたのは なんでだろう。
必死にブロックしているつもりの私の意識体を、ルセット先生はどこまで読めているんだろう。

ケンジさんとは、次の約束をしませんでした。
ケンジさんには、次はいつ会えるんだろう。

パートナーでもなんでもないケンジさんとは、
口から出る言葉を通して、その場で見える表情を通して伝え合うものが全て。
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