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サラの日記295(昨日のできごとで安心して、今日はケンジさんを捜さなくても平気でした。)

銀菓神暦2016年1月26日

ケンジさんの料理姿ばかり思い出してしまいます。
もちろん、ルセット先生には読まれないようにロックは掛けています。
でも、なんでもない雰囲気の時に笑みがこぼれてしまうのをごまかすのが大変です。
意識体にはロックを掛けられても、表情には出てしまいます。

なんか、昨日のできごとで安心して、今日はケンジさんを捜さなくても平気でした。
昨日断ってしまった分を、ルセット先生と一緒に研究室で過ごしました。

「何かいいことあったの?」
ルセット先生も私につられたみたいに、にこにこしながら尋ねられました。
「ううん。いつもと一緒」
「そう? ……まあいいや。元気になったみたいだから」
ルセット先生は一瞬何かを感じたような表情をされましたが、すぐに にっこりしてくださいました。

不思議です。
以前、ゾエさんがジャックさんに施した力を感じ取ったルセット先生が、銀菓神使ミエットの力に気付かないなんて。
もしかしたら、気付いていて黙ってくださっているのでしょうか。
それとも、人知れず様々なものを再利用できてしまうのがミエットの力?
私は、ケンジさんのことをルセット先生に秘密にしたままの気分でいてもいいのでしょうか。
打ち明けるべき?
でも、打ち明けてしまったら、あの日からルセット先生に掛け続けている癒しのアロゼのことも ばれてしまう。

そうだった……。
私がルセット先生にケンジさんのことを話さないのは、
ルセット先生に気付かれないよう癒しのアロゼを掛け続けるため。
ケンジさんに対して、ルセット先生に話せないような何かがあるからではない。

でも、また機会があれば、ケンジさんが昨日とは別の料理を作るところも見てみたい。
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