サラの日記253(『銀菓神装の理論と実習』の授業の前半部分が終わり、大学院1年生の全員が、銀菓神使スーツの着装をできるようになりました。)

銀菓神暦2015年12月15日

『銀菓神装の理論と実習』の授業の前半部分が終わり、大学院1年生の全員が銀菓神使スーツの着装をできるようになりました。
それと同時に、製菓室への入室時の基準服は、製菓コートから銀菓神使スーツへと変わりました。
先に仮称号試験を目指して練習を積んでいた人にとっては、もうすっかり当たり前のことになっているようだけど、
カリキュラム通りの標準進度でやっている人には厳しい試練みたい。
道具や材料を素手で扱えないことの難しさに悪戦苦闘してる。

それから、私はもう慣れちゃったけど、着装できるようになってすぐの頃って、着装するだけで体力の消耗が激しかった。
度々ルセット先生が銀菓宝果の飲み物を飲ませてくれたっけ……。

とか言ってる私も、銀菓神使スーツ着装での製菓はあんまり得意じゃない。
やっぱり、道具や材料の感触を素手で感じながら作る方が やりやすい。
それに、共同作業の時のアイコンタクトも取りにくい。
道具や材料の感触を素手で感じられることの喜びや、仲間たちと顔を合わせてやり取りすることの大切さを感じる。
この装備でささっと作業できちゃう先輩たちや先生方って一体どうなってるんだろう……なんて思ってしまう。

でも、いつどんな環境に派遣されても対応できるように、銀菓神使スーツ着装での製菓は必ずできるようにならなければならないことになってる。

今頃になって気が付いたこと。
銀菓神使が使う製菓技法って、ほとんど古典製菓なんだってこと。
作業工程を全て機械に入力して……なんていう、学部生の頃に一生懸命に勉強してきた技術は、
一般のお菓子屋さんになるには便利で使える技術なんだけど、
銀菓神使にとっては机上の空論同然なんだっていうこと。

んーっ!
銀菓神使スーツ、わずらわしーい!
脱いで作りたーい!

だけど、
だから、
パートナーやセカンド・パートナーとの意識体での交信能力は、
銀菓神使にとっては必須の力。
着装を解除できない状況や環境下に派遣された時、
これが無いのは あまりにも寂し過ぎる。