サラの日記249(昨日作ったクリスマス・ツリーの装飾がにぎやかになっています。)

銀菓神暦2015年12月11日

昨日作ったクリスマス・ツリーの装飾がにぎやかになっています。
植物館に立ち寄った学生たちが、少しずつ手を加えているようです。

『研究生になれますように』とか、『卒業できますように』
なんて書いた紙をくくり付けてる人もいるけど、
クリスマス・ツリーってそういうんじゃないから……。

タツキちゃんが作った氷のオーナメントは、1日経っても全く解けていません。
それどころか、昨日よりも密度の高い結晶になっています。
さすが銀菓神使ミロワールの候補者。
そして、銀菓神使グラセのパートナー。

てっぺんに飾った星形の氷のオーナメントの横に、青紫の花が添えられているのを見付けました。
時季外れの桔梗。
――カリンさん?――
カリンさんの気配をたどろうと意識を集中させてみたけれど、何もつかめませんでした。

そう言えば、ルセット先生への返事はどうなったんだろう……。

ここへ来たことの気配は消しているのに、
ここに花を残してったってことは、
まだ迷ってるんだよね……。

なんとかしてあげたいけれど、
私の立場では手を差し伸べることはできない。