サラの日記23(いつの間にかルセット先生の車が横に来ていて、)

銀菓神暦2015年4月29日

図書館の電子コーナーでジャムのことを色々調べてみました。
季節の果物などを長期保存できる技術。
自然の尊さを感じられて、自然の恵みが愛(いと)おしくなります。
ジャムやソースのことを専門にするのも悪くないな……なんて思いました。
ついでに材料になる果物を育ててみるのも面白そうです。

色んな資料があって夢中になっていたら、あっと言う間に閉館時間でした。
図書館を出る前に雑誌コーナーの窓を覗いてみましたが、ルセット先生の車は不在でした。

で、今日はもうルセット先生には会えないんだな……って思いながらゆっくり門に向って歩いていたら、
いつの間にかルセット先生の車が横に来ていて、
ピカッとつやつやな窓がパカッと開いて、
「サラさん、お疲れさま」って声を掛けてくださいました。
びっくりして、とっさに会釈だけはしたけど、何も返せませんでした。
あーあ、何かしゃべればよかった……。

モノレールから車道を見下ろして先生の車を捜してみたけれど、
当たり前だけど、見付かりませんでした。
だけど、何だか にこにこ してしまいました。
周りの人に、一人で にこにこ して気持ち悪い人だと思われるかもしれないと思って、
にこにこするのを何度もやめたけど、
気が付いたらまた、勝手に にこにこ顔になってしまっていました。
外でこんなに にこにこできるのって楽しい。