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サラの日記224(昨夜、ルセット先生が話してくださいました。 「カリンに仕事を頼んであるんだ」)

銀菓神暦2015年11月16日

昨夜、ルセット先生が話してくださいました。
「カリンに仕事を頼んであるんだ」
「仕事?」
「サラ用の西瀬忍(にしせしのべ)を頼んである」
「西瀬忍……を?」
「うん。カリンは去年のメランジェ研究室の修了生。僕のことも慕ってくれていた教え子。今は西瀬戸の島で笛師をしてる。女竹(めだけ)のことを忍竹(しのべだけ)ともいうんだけど、西瀬忍は西瀬戸の島で忍竹で作られた笛。それをカリンに頼んである。僕が1番信頼している笛師だ。彼女に頼んでおけば間違いない。それ以上のことは、サラが心配しているようなことは何もない」
ゆっくりうなずいたら、ルセット先生の腕にすっぽり包まれました。

ルセット先生は、私の のし棒横笛を手に取ると、笛の波動がカリンさんに届かないように掛けていた術を解いてくださいました。
ルセット先生は のし棒横笛を返してくださいながら、
「サラが揺れるとカリンも揺れる。不用意にカリンの波動に近付かない方がいい」
と言われました。
「ミシェルは? ミシェルはカリンさんを……」
「1番信頼できる笛師。サラが笛で生み出す波動の力は、直(じき)に のし棒横笛の容量を超える。次の笛を作るなら、依頼できるのはカリンしかいないと思っていた。僕たちは、国のことも背負いながら銀菓神使もやっていくんだ。信頼できるかどうか分からない人に大切な仕事は頼めない。カリンも、それを分かって受けてくれた。それだけだよ」

今日、メランジェ研究室に生けられているキキョウを数本もらって、ルセット研究室にも生けさせてもらいました。
メランジェ先生は、
「何かありましたか?」
って、不思議そうにされていました。
「ここにしか無い方が気になってしまうんです」
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