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サラの日記215(悪い波動は感じない。 なのに、ルセット先生はなぜ結界を張るの?)

銀菓神暦2015年11月7日

「すまない、カリン……」
夜中に、ルセット先生が小さな声でそう言いながら部屋に手刀で結界を張っているのが見えました。
私はそのまま眠っているふりをしていました。

なんとなく分かりました。
カリンって人が、あの、切なくて温かくて心地良い音色を流しているのだと。
でも、悪い波動は感じない。
なのに、ルセット先生はなぜ結界を張るの?

ルセット先生は私の髪を撫でて、
「ごめんね。起こした?」
って、私が起きていることに気付いていらっしゃいました。

「どうして結界を張ったの?」
と聞いてみたけれど、
ルセット先生は、
「なんでもないよ。大丈夫」
とベッドに入ってくると、すぐに眠り始められました。

ルセット先生は午後から天戸でした。
「何か変わったことがあったら いつでも連絡くれて構わないから。……あ、間に合わない時は のし棒横笛を吹けばいい。笛の波動がサラを守ってくれる」
ルセット先生はそう言い残して出掛けられました。

取り敢えず今日は、のし棒横笛の出番はありませんでした。
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