サラの日記212(もっともっと たくさんの頼まれごとを引き受けて、花綵(はなづな)アグルム城に帰る時間が無くなっちゃえばいいのにって思ってしまいます。)

銀菓神暦2015年11月4日

メランジェ先生が色々なことに誘ってくださいます。
今日は、まだ着装がうまくいかない人たちへの指導補助をお願いされました。
あと、製菓道具の点検や整備も。
昼間、大学院に居る間は寂しくありません。
もっともっと たくさんの頼まれごとを引き受けて、花綵(はなづな)アグルム城に帰る時間が無くなっちゃえばいいのにって思ってしまいます。
本当はルセット先生と色々話をしてみた方がいいって分かっているけど、
ルセット先生のスケジュールが……なんて、話ができない言い訳を どんどん考えてしまいます。

パートナーになれば、ずっとそばに居れば、気持ちもずっと繋がっているものだと思っていました。
でも……違う。
繋がることを選ぶのか、
離れることを選ぶのかは、
時間や距離じゃない。

私は……
離れることを選ぼうとしている?

自分の中で迷子になってしまいそう。

「ちょっとお願いし過ぎましたね。疲れましたか?」
メランジェ先生が声を掛けてくださいました。
今日も、このなんでもない言葉が、とても温かく感じられました。
ほんの一瞬なのだけど、全部を忘れられる。