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サラの日記207(――で、『西瀬忍(にしせしのべ)』って……なに?――)

銀菓神暦2015年10月30日

午前中の講義が終わったあと、ルセット先生は天戸キャンパスに行かれました。
ルセット先生から、
「天戸の教官室に結界を張っておくから、のし棒横笛の波動で、その結界を破れるかどうか試して欲しい」
という宿題が出ました。
自分の持っている波動を、のし棒横笛などの道具を使って増幅させる練習だそうです。
結界を破って、その中に何があるかを確認するという課題でした。

<始めていいよ>
とルセット先生からメッセージが届いたので、
花綵(はなづな)アグルム城の屋上で のし棒横笛を吹き始めました。
自分の波動と のし棒横笛の波動は、思うようには うまく交わらなくて、
吹き続けているうちに頭がくらくらしてきました。
今日ほど弦のルセット先生やジャックさんのことを うらやましく思ったことはありません。
というか、頭がくらくらする前に結界を破れるぐらいの力を身に付けないといけないのだけど……。

そんなことを色々考えながら のし棒横笛を吹き続けていると、
突然、足元の方から ぐわん と大きな波動が全身を伝って、
のし棒横笛の波動と交わり、
鳥居の中に消えていきました。
それと同時に、のし棒よこ笛の音が鳴らなくなりました。
跳ね返って来た弱い波動の中に、
『西瀬忍(にしせしのべ)』
というのが見えました。

<何か見えた?>
ルセット先生からでした。
<うん。『西瀬忍(にしせしのべ)』って……>
<分かった。おつかれさま。僕はもう少し掛かるから、ゆっくり休んでて>

――で、『西瀬忍(にしせしのべ)』って……なに?――
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