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サラの日記205(昨日までの「違う」とはまた少し違う、「違う」になってる。)

銀菓神暦2015年10月28日

ジャックさんがいつもと違う。
昨日までの「違う」とはまた少し違う、「違う」になってる。
いつものジャックさんにはあり得ない、作ったような笑い方。
作ったような歩き方。
作ったような話し方。

いつもなら授業中でも足を組んで斜めに座っていたりする椅子に、
今日は休憩時間でさえ、きちんと真っ直ぐに座ってる。

見ていたら、思わず笑ってしまいました。

いつもなら、
『なんで笑うんだよ!』
と突っかかって来そうなところを、作ったように落ち着いた表情で、
「どうして笑ってるの?」
だって。
もう、笑い過ぎてお腹が痛い。

さらに、
「僕、何かおかしい?」
だって。
『僕』? ジャックさんが『僕』?
笑いが止まらなくなって、お腹を抱えて笑いながら、何度もうなずきました。

ルセット先生が言ってました。
「原因はゾエだろ? 未来のパートナーがお姫様だと知って意識してるんだろ? このまま少しは落ち着いたやつになってくれればいいんだけど、いつまでもつかな」

色々と想像してしまいました。
いつかジャックさんとゾエさんがパートナーになる日が来て、
ゾエさんがジャックさんの素性を知ったら……。
プラクミーヌの領地で倒れていたり、ゾエさんに会いたいがために お菓子屋さんで売り子をしてみたり、ライバルと対決して死にかけてみたりしていた人が、
そして今、こんなことしてる人が、
花綵(はなづな)アグルムの第2王子だと知ったら……。
ゾエさん、ジャックさんの全てを 笑って受け止めてくれる人だといいな……。
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