スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

サラの日記19(ルセット先生の顔が見たくて、足音だけでも聞きたくて、)

銀菓神暦2015年4月25日

家の中に居る時の私、家の外に居る時の私、
最近、その間にそびえ立っていたはずの頑丈な壁が、
どんどん薄くてもろい物になっているのが分かります。

家の外に一歩出ると、シャッターを下ろしてしまったかのように何も感じなかった私の心は、
今はどこに居ても開けっ放しになっていて、
閉めてしまいたくても閉まらなくて、
どこに居ても全てのことが一つ一つ心に響きます。

外では何も感じないことが当たり前だったのに、
急に全てのことに感情を覚えるようになってしまって、
ただ不安でいっぱいです。

ほかの人たちは、いつもこんなにたくさんの感情をうまくコントロールしているのでしょうか。

昨日のような気持ちになるのは嫌で、
ルセット先生の顔が見たくて、足音だけでも聞きたくて、
ただそれだけで製菓室に居ました。

いつもなら、会った時にどんな話をしようかと色々筋書きを考えるのに、
何も考えられなくて、何も思い付かなくて、
何にも準備せずに製菓室に居ました。

筋書きを何にも準備しないっていうのは本当に怖くて、
案の定、会話らしい会話はできなかったけれど、
いつものように戸締りに来られた先生にお会いして、それだけで安心できました。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。