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サラの日記179(なんでだろう……。 シュウちゃんのことが思い浮かんでしまう。)

銀菓神暦2015年10月2日

「もう! これ、ちゃんと片付けといてよね!」
ジャックさんの特訓のせいで、私が大事に育てている植物館の雑草コーナーが、散らかり放題 荒れ放題。
「ごめんごめん、サラちゃん。明後日まで、明後日まで待ってよ」
グラセさんとの対決が明後日らしいんだけど、
真剣なんだか、だらしないんだか、相変わらずな感じのジャックさん。
タツキちゃんは こんな人のどこが……。
こんな人だから好きなの?かなぁ……。

後ろに気配を感じて振り返ったら、タツキちゃんが笑って見てた。
「ジャックさんとサラちゃんって、漫才コンビみたい」

「よっ。俺のセカンド・パートナー」
ジャックさんがタツキちゃんに手を挙げる。
「セカンド・パートナーなんだから、もう対決なんかしなくていいのに……」
タツキちゃんは表情を曇らせる。
「いい格好したいんだよっ」
ジャックさんはタツキちゃんにウインク。
タツキちゃんは黙ってほっぺを膨らませる。
ジャックさんはタツキちゃんのほっぺを突っつく。

「相方役はタツキちゃんに託すわ。こんな人の相手してたら、私、ルセット先生と過ごす時間が無くなっちゃう」
私の言葉に、タツキちゃんは頬を赤くしました。
「2人だと緊張するから、サラちゃんにも居て欲しい……」

だけど……、
「じゃあねー。私、ルセット先生に呼ばれてるから」
なんて言って、
2人を置いて植物館を出ちゃいました。
本当は呼ばれてなんかいなかったんだけど……。
しばらくして こっそり覗いたら、2人は ちゃんと仲良くしてた。

無意識だったとは言え、2人をセカンド・パートナーとして結び付けてしまったのは私。
グラセさんのことを考えると心配の種がいっぱい。
グラセさんが知ったら、きっと いい気はしないだろうな……。
でも、
今は2人に笑っていて欲しい。
タツキちゃんを、
今 泣かせちゃいけない。
タツキちゃんは、
今 笑っている分だけ、
グラセさんのことも真っ直ぐ受け入れられるようになれる。
そんな気がするから。

なんでだろう……。
シュウちゃんのことが思い浮かんでしまう。
私が今、
ルセット先生を、ミシェルを、
想っていられる力の……源(みなもと)。
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