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サラの日記168(じゃあ、今夜の晩ごはんがおいしかったら許す)

銀菓神暦2015年9月21日

後期の授業が本格的に始まりました。
最初の授業はモンテ学長の『銀菓神式祝詞』。
必修科目なのだけど、
なんでもかんでも感覚でやってのけちゃうルセット先生のやり方に慣れてしまっている私には面倒な科目。
本を開いただけで疲れちゃう。
でも、祝詞を知らない銀菓神使ってあり得ない。
頑張らないと……。

あれ? 必修科目ってことは、ルセット先生も勉強したってこと?
あり得ない。ルセット先生が祝詞? 絶対あり得ない。想像しただけで笑えてきちゃう。

夜、仕事から帰って来たルセット先生に、軽く叱られました。
「ぜーんぶ聞こえてたんだからね。サラが『あり得ない、あり得ない』って、ぶつぶつ ぶつぶつ思ってたの。こう見えても僕の『銀菓神式祝詞』の成績はAだったんだ。できなくてやらないことと、できるけどしないことの見分けが付かないなんて、パートナーとしてどうかと思うよ」
言われた通りだと思ったので反論するつもりは全く無かったのだけど、なんだか面白そうだから言い返してみた。
「どうかと思うような人をパートナーに仕立て上げたのはミシェルでしょ?」
ルセット先生も乗ってくれた。
「おっ、なかなか言うようになったね。じゃあ、今夜の晩ごはんがおいしかったら許す」
「やだ、何それ」

だけど、晩ごはんを食べ終わる頃には、私たちは全く別の話題で盛り上がっていました。
マリーさんのお腹に赤ちゃんがやって来た話。
マリーさんはつわりがひどいようで、
ジャックさんはしばらく休むように言ったのだけど、「いつも通り動いている方が、気が紛れて楽だから」と体調と相談しながら仕事を続けられるそうです。

赤ちゃんか……。
私も、
大学院での勉強が終わって、
銀菓神使の称号を取って、
国のことが落ち着いて、
結婚の儀を迎えて、
そしたら私も……。

今度は、この時代の人生は、次の時代に命を繋ぐことのできる人生にしたい。
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