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サラの日記167(ルセット先生がジャックさんに提案しました。 大学院が休みの日に、私の実家の店番を手伝うことを。)

銀菓神暦2015年9月20日

大学院はお休み。

銀菓神使仮称号試験まで、あと1週間になりました。
色んなことに巻き込まれて、全然勉強できていません。

ルセット先生がジャックさんに提案しました。大学院が休みの日に、私の実家の店番を手伝うことを。
ルセット先生は、ジャックさんにゾエさんを会わせたいの?
呼び名は、ミドルネームのバジルから、バジー。
(ジャックさんのフルネームは、Jack Basile d'Agrume-Feston(ジャック・バジル・ダグルム=フェストン)。)

ルセット先生は いつものように早朝の作業だけ済ませて城に戻られましたが、私は急いで城に戻らなければならないような用事は無かったので、ジャックさんと一緒に実家に残っていました。

お昼過ぎになって、なんだか気持ちがむずむずするなぁ……って思っていたら、アグルムの聖石からも何かが伝わって来ました。
――あれ? ひょっとして……――
と思って、売り場の方をこっそり覗いてみたら、カウンターを挟んで、ジャックさんとゾエさんが いい雰囲気でおしゃべりしていました。

ゾエさんがお店を出たあと、全身で笑っているジャックさんが工房の方に走って来ました。
「サラちゃーん! 俺、ゾエちゃんに会えたよーっ!」
嬉しそうなジャックさんを見て、私も嬉しくなったけど、
ジャックさんは勢いのままに私に抱き付いてきたので、そこは びしっと振り払いました。
振り払われたことについては全く気にしていない様子のジャックさんは、勢いのままに話してくれました。
「ゾエちゃんてさ、1つ年上だったんだ。学校とかには行ってなくて、実家の仕事を手伝ってるんだってさ。あ、どんな仕事か聞かなかったなぁ。でさ、ここのジャムが大好きなんだって。だけど今日は他のお菓子も食べてみたくなったって、パウンドケーキを色々買ってったよ。そうそう、サラちゃんのこと、いい職人さんだって言ってくれてたよ。あー、でも俺、自分のことあんまり話しできなかったなぁ。もう、かわいくって かわいくって、ゾエちゃんの顔見るのに忙しくって、なんも話せなかったなぁ。あ、それからさ、……」

あーあ、こんなに嬉しそうにしているジャックさんを見てしまったら、タツキちゃんのことは当分言えない……。 

いつもなら具体的に ぐいぐい波動を伝えてくるアグルムの聖石が なんだかはっきりしないのは、私と同じ心境だからなのかもしれません。
これまで、私の中では絶対的な存在だったアグルムの聖石にも、「迷う」ってことがあるんだなぁ……って思ったら、アグルムの聖石に従うってよりも、アグルムの聖石は相棒って感覚になってきました。
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