サラの日記163(ルセット先生はゾエさんのことを読まれないようにブロックを掛けてる。)

銀菓神暦2015年9月16日

ゾエさんのことばかり考えてしまいます。
ルセット先生の意識を読もうとした時に ぼんやりと見えた彼女は、本当にゾエさんなのか。
ルセット先生とゾエさんはどういう知り合いなのか。
この複雑な現実を隠したまま、ジャックさんとゾエさんの間に入っていていいのか。

意識を読み合えるのはパートナー同士だけ。
ルセット先生はゾエさんのことを読まれないようにブロックを掛けてる。
それって、明らかに、私に読ませたくないってこと。
ゾエさんって誰なの?
ゾエさんが私に仕事を依頼してきたのは偶然?
それとも、私だと知ってて近付いてきた?
そのことをルセット先生は知っているの?

ルセット先生は、私の中で色んな思いがぐるぐる回っていることを きっと知ってる。
知ってるって感じる。
だけど何も話してくれない。
どうして?
私には話せないこと?

実家の工房に居ても、学校に居ても、何をしていても そんなことばかり考えてしまう。

だからと言って、日常がぎくしゃくしているわけじゃない。
いつものように、自然な流れの中で過ぎて行く。
目に見える世界での生活は、普段と何も変わりない。

それに、ルセット先生が抱き締めてくれる時に感じる その波動は、信じざるを得ないほど温かくて優しい。